Human Capital 人的資本

人材の育成

人財の育成>継続的な教育・訓練活動

強い意志と行動力を兼備した人材の創出

「人材」は企業活動の今後を左右する重要な位置付けであり、最大の経営資源であるとの認識に立ち、長期経営計画実現のため、人材ポートフォリオの最適化を進めており、計画的・継続的に強い意志と行動力を兼備した人材を育成しています。

DX人材の育成

DX教育については、デジタル活用による業務効率化を推進するため、デジタルツール(ノーコードツール、ビジネスインテリジェンスツール、データウェアハウス)のスキル教育を展開しています。いずれも社内研修プログラムを整備し、年間100名以上の受講生を輩出できる体制を構築しました。デジタルツールの適用事例が増え、業務効率化に活かされ始めています。今後、新規ツールの検討を含めた研修内容の拡充を図っていきます。

OJT/ OFF-JTの実施

実際の業務を通して必要な技術や知識を職場で身につけるOJT(On the Job Training)を基本として、職場を離れて新たな技術・知識・スキルを身につけるOFF-JT(Off the Job Training)もおこなっています。OFF-JTでは、各階層・役割に応じて必要な知識・スキルを身につける階層別教育や、専門教育として、DX教育、品質教育、環境・安全衛生教育、ものづくり教育、グローバル教育、キャリア支援など幅広い教育プログラムがあります。
これらの教育プログラムは国内グループ全従業員を対象としており、2025年度は、延べ約85,000名の従業員が受講しました。

経営人材の育成と管理

不確実な経営環境下でも強靭なリーダーシップを発揮し、変革を牽引する次世代経営人材を安定的かつ計画的に輩出する「リーダー人材プールの構築」が不可欠です。このプールを質・量の両面から拡充するため、グローバル選抜プログラム「HAGI」と、国内選抜プログラム「NBS(日特ビジネススクール)」を実施しています。「NBS」から「HAGI」へとつながる一気通貫の育成施策を実施しています。

グローバル次世代経営人材育成プログラム(HAGI)

次期経営候補の育成を目的とする「HAGI」では、国内外の部長クラスから国籍を問わず人材を選抜し、経営トップ自らがリードして、経営者としての「軸」の探求や実践的な経営スキルの習得を支援しています。これまでに46名の経営人材を輩出し、卒業生の41%が執行役員以上の要職に就任するなど、グループ経営の強靭化に直結しています。

NBS(日特ビジネススクール)

HAGIの手前のリーダー層を対象とする「NBS」では、論理的思考力やリーダーとしての「心技体」を磨き、上級管理職への登用やHAGI候補者へのパイプラインとしての役割を果たしています。「NBS」においては、選抜対象をより若年層へとシフトさせることで、早期育成を徹底します。これにより、次世代経営人材プールの質・量を圧倒的に強固なものとし、グローバルガバナンスの確立と持続的な企業価値向上を追求していきます。

グループ全体のコアポジションの人事は、毎月経営会議で議論を重ねています。これにより、組織全体の活性化を図り、持続的な成長と企業価値向上をグローバルで加速させています。

管理職の育成

多様な人材の成長を支援するには、管理職の「人を育てる力」の強化が不可欠です。当社は管理職層を対象に、評価制度を刷新し、Niterraウェイの共有価値観を根幹に据えた「行動プロセス」を評価要素として取り入れ、管理職自身が日常の活動の中でメンバーの挑戦や自己変革に寄り添い、適切に伴走するマネジメントへの転換を促しています。
また、管理職を育成するため、管理職としての取り組み姿勢を振り返る機会や、自職場の状況を客観的に見る機会を設けています。

360度サーベイの実施

2018年度に役員から部長職クラスを対象として実施してきた360度サーベイを、2020年度から課長職クラスまで拡大し、継続しています。
サーベイを通じて「自己内省:自らの行動が周囲からどう捉えられているかを認識する」と「行動変容:自らの行動の強みと弱みを踏まえ、行動を変えていく」の機会を提供しています。また、結果の読み解き方の支援や、上司との対話の働きかけ、行動を変えるための研修等を通じ、サーベイが単なる現状把握で終わらず、個人の成長に繋がるようにしています。

エンゲージメントサーベイの活用

人材一人ひとりの意欲や能力を最大限に引き出すため、毎年、エンゲージメントサーベイを実施しています。この結果を活用し、職場のマネジメントを担う管理職が「人材と組織の状態」を定量・定性で把握、より良い状態を実現する活動を計画・実行しています。管理職が取組の主体となるように、職場メンバーと共に、サーベイ結果を皆で読み解き、具体的な活動を企画するワークショップの支援や、職場メンバーの想いを引き出し挑戦と成長を後押しするマネジメントを学ぶ機会をつくっています。

日本特殊陶業株式会社