当社グループは、環境関連法令を遵守し、環境保全を推進していくため、環境統括責任者(社長)が任命する役員を委員長とする中央環境委員会(年2回の定例会および必要に応じて臨時会を開催)を設置しています。中央環境委員会は、エコビジョン2030の進捗状況やグループの環境関連課題の確認をおこない、継続的改善を図っています。中央環境委員会での重要決定事項は、経営会議を通じて取締役会に報告されています。
2025年度は中央環境委員会を2回開催し、エコビジョン2030の進捗、グループガバナンスの推進、環境インシデントの情報、気候変動対応のロードマップの新緑と今後の計画などについて報告、議論しました。
エコビジョン2030の達成に向けて、事業活動に関する項目は各カンパニーで目標を管理し、事業と一体となった活動をおこなっています。一方で、法令遵守、環境意識向上や地域とのコミュニケーションといった活動は、地区全体で活動計画を立てて取り組んでいます。また、カンパニーを横断する組織として各種部会を設置し、カーボンニュートラル、省エネルギー、化学物質などの専門的事項について取り組んでいます。
環境推進体制当社および国内グループ会社は9社(2025年度末時点)でISO14001のマルチサイト認証を取得しています。また、国内1社、海外16社(2024年度末時点)が個社認証によりISO14001の認証を取得しています。
当社グループにおけるISO14001国内外合わせた従業員取得割合は96%となりました。
※ 社数、従業員比率は2025年度時点
統合認証(適用範囲)
| 国 | 会社・サイト名 | |
|---|---|---|
| 日本 | 日本特殊陶業(株) | 本社 |
| 小牧工場 | ||
| さつま工場 | ||
| 伊勢工場 | ||
| 犬山物流センター | ||
| (株)日特スパークテックWKS | 本社工場 | |
| さつま工場 | ||
| さつま電極工場 | ||
| 二野本社工場 | ||
| 東濃工場 | ||
| 大草工場 | ||
| NTKセラミック(株) | 小牧工場 | |
| 飯島工場 | ||
| 可児工場 | ||
| セラミックセンサ(株) | 小牧工場 | |
| 伊勢分室 | ||
| 中津川工場 | ||
| 日特アルファサービス(株) | 本社事業所 | |
| 小牧事業所 | ||
| (株)NTKセラテック | 小牧工場 | |
| 森村SOFCテクノロジー | 小牧工場 | |
| 武並工場 | ||
| Niterra Materials(株) | ||
個別認証
| 国 | 会社・サイト名 | |
|---|---|---|
| 日本 | (株)NTKセラテック | 仙台工場 |
| 仙台西工場 | ||
| 米国 | Niterra North America(株) | ウェストバージニア工場 |
| Wells Vehicle Electronics, L.P. | ||
| メキシコ | Niterra メキシコ(株) | |
| ブラジル | Niterra ブラジル(有) | |
| フランス | Niterra フランス(株) | |
| 英国 | Niterra 英国(株) | |
| ドイツ | Niterra EMEA(有) | |
| タイ | サイアムNiterra(株) | |
| Niterra タイ(株) | ||
| Niterra アジア(株) | ||
| マレーシア | Niterra マレーシア(株) | |
| 中国 | 上海特殊陶業(有) | |
| 常熟特殊陶業(有) | ||
| インドネシア | Niterra インドネシア(株) | |
| インド | Niterra インド(株) | |
| 南アフリカ | Niterra 南アフリカ(株) | |
当社グループでは、事業活動によって起こり得る環境事故や環境汚染の未然防止のため、リスクの特定と低減につとめています。単なる法令順守にとどまらず、自主的な取り組みを推進しています。
大気、水質、騒音、振動など、法規制や自治体などとの協定において規制値がある場合には、より厳しい自主基準値を設定し、定期的な測定と管理をしています。基準値から逸脱した場合は速やかに対策を講じ、再発防止を徹底しています。
当社グループは、土壌汚染対策法に則り、必要な調製造工程において、粉塵の発生源に局所排気装置を設置し、確実に吸引・回収を行っています。吸引した粉塵は高性能な集塵設備を通過させることで、大気への放出を最小限に抑制しています。また、これらの設備が常に正常に機能するよう、定期的なフィルター交換や点検、清掃を徹底し、周辺環境の保全に務めています。
工場排水について、各拠点の排水処理設備で処理したうえで排出しています。法規制値よりも厳しい自主基準値により管理し、汚染物質の環境への流出を防止しています。
騒音源となる設備への防音カバーなどを設置し騒音が拡散しないよう対応しています。
突発的な事故などの緊急事態が発生した場合に備え、定期的に対応訓練を実施しています。各部署で起こり得る事故と影響を想定し、汚染の防止に努めています。
緊急事態避難訓練当社グループは、土壌汚染対策法に則り、必要な調査を行っています。また、環境管理の一環として、2022年度より定期的に工場敷地境界の地下水の汚染状況を自主調査しています。土壌汚染対策法の基準を上回る有害物質が検出された場合には、行政当局に速やかに報告し、指導に従い適切な対策を実施します。
またウェブサイトのニュースサイトにて情報公開しております。
当社国内グループでは、PCB類等対策特別措置法(PCB特措法)に基づき、PCB含有機器および廃棄物の適正な管理と計画的な処分を実施しています。高濃度PCBについては、過去に実施した調査により対象機器を抽出し、法令で定められた処分期限までにすべての処分を完了しました。低濃度PCBについても、過去の調査により判明したものは計画に基づき順次処分を実施してきました。設備廃却等に伴い新たに追加で低濃度PCB含有機器が検出された場合にも、発見した年度内に処分を完了させる社内体制および運用フローを構築・維持しています。
2025年度は、違反が2件(うち一件は、市との協定値からの超過)、環境事故が0件、苦情が0件ありました。発生した違反および苦情については、速やかに対策をおこない、再発防止を図りました。
| 会社 | 状況 | 対策 | |
|---|---|---|---|
| 違反 | 日本特殊陶業、小牧工場 | 機器の故障により未処理の汚水が流出し、浄化槽の採水分析でSS値(浮遊物質量)が小牧市との協定値を超過した(法規制値内)。 警報システムが働かず異常検知が遅れた。 |
機器の更新と警報システムの運用方法の見直しを実施。グループ内へは排水の監視測定値を厳しく設定することを展開し、排水基準値を越えることの無いよう対策した。 |
| 違反 | 日本特殊陶業、小牧工場 | 2023年のフロン排出抑制法対応にて申告漏れがあったことが発覚。 | フロン排出抑制法への対応手順書の整備と教育を実施した。また、グループ内でほかに申告漏れがないことを確認した。 |
従業員の環境意識の向上を図るため、環境教育を実施しています。階層別教育に加えて、環境マネジメントシステム講座、環境負荷物質集計手順講座、環境法令講座(施設編)などの専門教育も実施しており、2022年度からは受講者のニーズに合わせた効率的な教育を目的に動画視聴型への切り替えを 検討し対応しています。
エコビジョン2030を従業員へ周知させるために、イントラネットにエコビジョンサイトを立ち上げて、エコビジョン2030設定の背景やエコビジョン目標達成により得られる成果、取り組みの具体例、各拠点・カンパニーの月次/年次の環境パフォーマンス(CO2排出量、廃棄物排出量、水使用量)を掲載しています。また活動のトピックスなどをエコビジョンサイトやメールマガジンで定期的に従業員へ発信しています。
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