生物多様性の保全に関して、世界的に必要性が高まっており、当社グループにおいても地球温暖化防止、資源循環促進に次ぐ環境課題と位置づけています。
そのため、2013年4月に生物多様性への取り組み方針を示した「Niterraグループ 生物多様性に関する指針」を制定しました。
Niterraグループは、生物多様性が持続可能な社会にとって必要不可欠であること、および、エネルギーや資源の使用、環境負荷物質の排出などが生物多様性に影響を与えていることを認識し、全ての事業活動において影響を削減できるよう、お取引様や外部団体などと連携を図りながら、保全活動に取り組みます。
「Niterraグループ 生物多様性に関する指針」に基づき、エネルギーや資源の使用といった活動が生物多様性に影響を与えていることを認識したうえで、すべての事業活動においてその影響を低減するよう、お取引先さまや外部団体などと連携を図りながら取り組んでいきます。
グループ会社であるNiterra AQUAの閉鎖型陸上養殖システムは、水質制御センシング技術を用いて養殖水を循環利用する構造を備えています。本システムは、天然水産資源への依存低減や過剰漁獲の抑止を目指すとともに、養殖排水の循環再利用により環境負荷の低減を図る設計となっています。さらに、近隣工場や発電所の排熱、温泉や地熱などの未利用熱源を活用した水温管理や、工場跡地・駐車場などの既存遊休地を活用した設置にも対応しています。
伊勢工場では、周辺地域の豊かな自然を守るため、生産排水の「クローズドシステム」を導入しています。生産排水は工場の敷地外に排出せず、敷地内で浄化し再利用しています。
小牧工場の一角の「SUISO no MORI hub」の周辺のエリアでは、シラカシやソヨゴ、ヒメユズリハなどの在来種を主とした樹種を植え、地域の自然環境と調和した環境づくりをしています。
また、さつま工場では、構内の樹木管理として伐採したあとに、スモモなど従来植えられていた種類の樹種を選定して植樹しています。
事業活動外での取り組みのひとつとして、小牧市、小牧市自然環境観察人(公募によって市に登録された市民)、近隣企業の協働で、特定外来生物に指定されている「オオキンケイギク」を駆除する活動を小牧市内で実施しており、毎年参加しています。
また、2024年度より、日特スパークテックWKS二野工場で、可児市久々利地区周辺のオオキンケイギク駆除活動に参加しました。今後も取り組みを継続していく予定です。
オオキンケイギク
オオキンケイギクの駆除活動(日特スパークテックWKS)当社は、生物多様性保全への取り組みをより進化させるため、2023年10月に「自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)フォーラム」へ参画しました。
そして2024年1月には、TNFDが2023年9月に公表した開示提言(TNFD提言)に沿った情報を2025年度までに開示する意思を表明し、早期採用者(TNFD Early Adopters)として登録を完了しています。 これにより、自然関連のリスクと機会に関する透明性の高い情報開示を進め、ステークホルダーの皆さまへの説明責任を果たしていきます。


従業員の当社グループの事業活動と生物多様性の関係性について認識を高めるため、2023年度および2025年度に当社および国内グループ会社の従業員を対象に動画教育を実施しました。生物多様性の重要性や世界の動向、当社グループのバリューチェーンにおける依存・影響の理解、当社グループの姿勢についての動画を視聴し、チェックテストで理解度を確認しました。また、この動画はいつでも視聴できるようにイントラネットに掲載しています。
当社グループは、生物多様性への取り組みを推進していくにあたり、下記に参画しています。